タイ

観光客として外国に行ってもその国の事は理解できないでしょうが、

かといって裏経済絡みへの接点しか持たない人もその国の事を理解しているとはいえない気がする。


例えば、タイに売春ツアーに足繁く通って、「1年で300万円使った!!」とか気持ち悪く豪語する人が、現地人や言質文化との接点があまりなく日本人コミュニティでカツ丼とかばかり食べている、という話を聞くと、裏経済にだけ精通していてもその国の人や文化を理解した事にはならないだろうな・・・と思います。

そもそも、相対的な経済的豊かさを笠に着て、抵抗できない圧倒的な暴力で嬲るかのように自分の欲求のまま女性を蹂躙する人間が、文化的な相互理解をできるのか。する気があるのか?


同じくタイに若くして売春のために通っている人が「俺はその国のGDPに貢献している」などと(半分冗談でしょうが)自慢している人も居ますが、表経済と裏経済の違いに思いを馳せた方が良い気もします。

たとえば売春街で売春したとして、その行為がその国が豊かになる手助けになっているでしょうか?その女性が幸せになるのでしょうか?豊かになるのはマフィアだけでは無いのでしょうか?



タイの状況は、タイという国が日本と比較して経済的に相対的に豊かでない事が原因であるのでしょう。
その状況から不幸にもタイの女性は一部の破廉恥な日本の男性諸君からはそういった見方をされ、女性の方々からもネガティブに捉えられてしまう。

そんなこんなをすべて理解した上で、それでも柔らかな笑顔を絶やさないタイの方々を個人的には敬愛しますし、破廉恥な一部日本男性は心の底から、同じ日本人という民族として軽蔑します。