最近流行りの寄付系の話

http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20110112/1294801712


素晴らしい記事。


個人的に流行でもノリでも何でも、カジュアルに寄付やボランティアが出来る文化や風土は素晴らしいものだと思います。

必ずしも主旨は一致してないでしょうが、昨今「シェア」という本もベストセラーになっていますし、単純にモノの所有やお金だけでなく、共有物として社会にモノも時間も人も還元して行く、そんな時代が来ると良いなと思っています。

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

  • 作者: レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース,小林弘人,関美和
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2010/12/16
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モノも情報も、一つどころに独占されていては何もイノベーションが怒らないけれど、流通することで人との出会いも生まれるでしょうし、もともと所持していた人以上の価値を感じる人の手によって想像を超えるイノベーションが生まれるかも知れません。



本論とは少しズレますが、しかしPFIの太田一樹さんのエピソードはなかなか心に迫るところがある。

たとえば、PFIのCTOの太田君は、本人曰く、高校時代、貧乏だったから電車のなかでLinuxのCD-ROMを拾って「これならタダでいくらでも遊べる」と図書館で借りて来た本で独学で勉強し、ついには高校生にしてKDEのコミッターの地位にまでなった。彼のコードの一部はWebkitに組み込まれていて、Webkitはご存知のようにもう世界中で使われている。こういう人が一人でも増えるといいと思っている。


僕も出自はかなり貧乏で、それに関する恨みつらみの一つでもブログに書いてみようか的な事を考えていましたが、気持ちが改まりました。